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2006年5月 7日 (日)

ポッドキャスター金猫:姜 尚中さんの講演を聞いて

姜 尚中さんの講演を聞いて

 今日都内で姜 尚中先生のお話をお伺いする機会がありました。先生は真っ白なシャツとジーンズといういでたちです。今日はいつもより参加者が多く、会場は新宿の住友三角ビルの地下大ホールが準備されました。会場は満員です。やはりテーマに対する関心が高かったのだと思います。

 講演のタイトルは「国家と憲法ー日本はどこへ行くのかー」です。まずはじめに雑感として、在日の立場から80年代までは憲法に対して全く興味がなかったとおっしゃいました。

 犯罪をとおして日本社会に対して告発しようとした金嬉老(キンキロウ)事件は在日の自画像といえるだろう。また、忘れ去りたい自画像とも表現され、朝鮮半島の二つの国と、日本との三つの国のねじれや軋みの中から生み出されたものであり、自分は二度とこのような事が起きないよう、あるべき姿を追求すべきだと考えた。自分が在日として日本社会に着床し生活する中で、80年代からは憲法に対して在日の立場からコミットすべきだと思うようになってきた。と述べられました。

 吉田政権の時に野坂参三氏の質問に対し吉田 茂総理が「我が国に集団的自衛権はない」と答えた事を評価され、以降一貫して集団的自衛権のない事は政治の舞台では確認され続けてきた。この事が今日の我が国の反映につながった。軍隊を保持しない「不完全国家」であるがゆえに今日の反映があり、旧植民地である台湾のような戒厳令をしかれる事も無く、韓国のように軍の支配政権による政治もなく、日本国民は軍の洗礼を受けることもなかった。

 日米の防衛協力については、共同作戦そのものが非公開である事。従って第三者による判断が行えない事を取り上げ「事実上、集団的自衛権に踏み込める」内容である事。

 アメリカが「テロとの戦い」を続ける限り、21世紀型の戦争はネットワーク型になり全地球が戦場になる。終わりなき戦争が続けられることになる

 アメリカが「力を通して理想を実現しようとし、暴力の行使をいとわない」のであれば、警察と軍事との境目が無くなりファルージャで行われたような二次的、副次的な一般市民をも巻き込むような実力行使もまかり通るようになるであろう。

 日本の憲法の誕生は、敗戦なくしては生まれなかった。憲法が守るものは自由主義的リベラルなデモクラシーで、個人の基本権である。

 また、金 大中さんに頂いた言葉として「姜くん、民主主義は水ではないんだよ、血であがなわれ、獲得するものなんだよ。」と紹介されました。 今日はここまでです。

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